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ApparelX Wikiボタン用語集

グロスとは

定義

グロスとは、ボタンなどの服飾付属品を数える数量単位で、一般に1グロスは12ダース、すなわち144個を表す販売・発注上の単位です。

別名グロス単位144個単位
目次6項目
  1. 定義と概要
  2. ボタンの仕様との関係
  3. サイズと発注数量の確認
  4. 取り扱いと注意点
  5. 似ている用語との違い
  6. よくある質問

定義と概要

グロスは、ボタンなどの小さな付属品をまとめて数える際の数量単位です。一般に1グロスは144個であり、12個を表すダースをさらに12組集めた数え方です。品番、色、サイズごとに必要数を算出し、発注量や入荷数量を管理する際に用います。

グロスはボタンそのものの種類、素材、形状を指す言葉ではありません。また、穴の数や足の有無、直径を示す単位でもないため、発注時は数量とは別に仕様を指定します。

ボタンの仕様との関係

グロス表記だけでは、二つ穴、四つ穴、足つきなどの構造は判断できません。穴あきボタンは糸を穴に通して縫い付け、足つきボタンは裏面の足に糸を通して取り付けます。用途や生地の厚み、見せたい表情に応じて構造を選びます。

素材もグロスとは別の情報です。貝、本水牛、ナット、樹脂、金属などでは、厚み、割れやすさ、耐熱性、洗濯やクリーニングへの適性が異なります。数量単位と混同せず、素材名、形状、色、仕上げを仕様書に明記することが重要です。

  • 穴あきボタンは穴数と穴の形状を確認します。
  • 足つきボタンは足の高さ、足穴の径、根巻きの要否を確認します。
  • 厚地へ付ける場合は、ボタンホールとの相性や生地に対する納まりを確認します。

サイズと発注数量の確認

ボタンの大きさは、一般にリーニュまたはミリメートルで表します。リーニュはボタン用の伝統的な寸法単位であり、ミリメートル表示と併記されることもあります。グロスは個数の単位なので、サイズ表記とは役割が異なります。

必要な発注量は、1着当たりの使用個数に生産着数を掛けて算出します。このほか、検品用、縫製時の不良や紛失への対応、予備ボタンの同梱分などを見込みます。販売単位がグロスの場合は、必要数を144個単位に換算して余りを確認します。

取り扱いと注意点

ボタンの洗濯、ドライクリーニング、アイロンへの耐性は、素材と加工によって異なります。熱や薬剤によって、樹脂の変形、天然素材の割れ、金属表面の変色や塗装の傷みが起こる場合があります。付属品を含めた製品状態で事前試験を行うことが望まれます。

縫い付け時は、ボタンの穴や足を傷めない糸番手と針を選び、適切な糸調子で取り付けます。穴あきボタンでは糸を強く締め過ぎると割れにつながることがあり、厚地では根巻き不足により掛け外しがしにくくなることがあります。

似ている用語との違い

ダースは12個を表す数量単位であり、グロスは144個を表します。リーニュはボタンの直径を示すサイズ単位で、グロスとは比較対象が異なります。発注書では、数量をグロスまたは個数で示し、サイズをリーニュまたはミリメートルで示すと誤認を防ぎやすくなります。

よくある質問

1グロスは何個ですか。

一般に1グロスは144個です。12個を1ダースとし、12ダースで1グロスとなります。ただし、商品ごとの販売単位や入数は別に設定されることがあるため、発注時には商品ページや見積書の単位表示を確認します。

グロスはボタンのサイズを表しますか。

グロスは数量を表す単位であり、ボタンのサイズを表すものではありません。サイズはリーニュまたはミリメートルで確認します。発注時には、品番、素材、色、形状、サイズ、必要数量を分けて指定することが必要です。

ボタンは必要数ぴったりに発注してよいですか。

生産用には、製品1着当たりの使用数だけでなく、予備ボタン、縫製中の破損や紛失、検品時の交換分を考慮します。グロス単位での販売では端数が生じるため、必要数と販売単位を照合して発注量を決めます。

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