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ApparelX Wiki生地用語集

CVCとは

定義

CVCとは、綿の混用率がポリエステルより高い綿・ポリエステル混紡素材を指す一般的な呼称で、綿らしい風合いとポリエステルの扱いやすさを併せ持つ素材です。

別名チーフバリューコットンチーフバリューオブコットンCVC素材Chief Value Cotton
目次5項目
  1. 定義と概要
  2. 風合いと機能
  3. 主な用途
  4. 選び方と取り扱いの注意点
  5. よくある質問

定義と概要

CVCはChief Value Cottonの略で、一般に綿の比率がポリエステルを上回る混紡素材を指します。織物・ニットなどの組織名ではなく、原料の組み合わせと混用比率の傾向を表す呼称です。

同じ綿・ポリエステル混紡でも、ポリエステルの比率が高いものはT/Cと呼ばれることがあります。ただし呼び方には取引先や産地による揺れがあるため、企画・発注時は必ず混用率を確認します。

風合いと機能

綿の比率が高いため、肌当たり、吸水性、天然繊維らしい見た目を得やすい一方、ポリエステルにより乾きやすさ、しわになりにくさ、耐久性を補いやすい素材です。実際の性質は混用率、糸、組織、加工で変わります。

綿100%と比べると寸法変化やしわを抑えやすい傾向がありますが、吸湿性や染色時の発色、毛羽立ちの出方は同一ではありません。綿とポリエステルでは適する染料が異なるため、色調管理にも注意が必要です。

主な用途

シャツ、カットソー、スウェット、パンツ、ワークウェア、ユニホームなどに用いられます。平織、ツイル、天竺、裏毛など、幅広い組織で展開されるため、素材名だけで厚みや伸縮性を判断することはできません。

通年向けの衣料に使いやすい一方、夏向けでは目付や通気性、冬向けでは起毛や裏毛などの組織・仕上げを合わせて選びます。用途に応じて吸水性、速乾性、摩擦強度などの必要性能を確認します。

  • シャツ・ブラウス
  • カットソー・スウェット
  • チノパンツなどのボトム
  • 作業服・サービスユニホーム
  • キッズ衣料

選び方と取り扱いの注意点

生地を選ぶ際は、綿とポリエステルの混用率のほか、織編組織、目付、ストレッチ性、仕上げ加工を確認します。製品の洗濯方法、プリントや刺繍の適性、必要な堅牢度も、用途と合わせて事前に試験またはサンプルで確認します。

綿を含むため、洗濯や乾燥で縮み、しわ、ねじれが生じることがあります。量産前には水通しや洗濯試験で縮率を把握し、パターンへ反映します。濃色は摩擦による色移りにも注意します。

縫製では、生地の伸びや厚みに合った針と糸を選び、縫い目のパッカリングを確認します。ニットや伸縮性のあるCVCでは、縫い伸びや縫い目切れを防ぐため、縫い仕様と糸調子の調整が必要です。

よくある質問

CVCとT/Cの違いは何ですか。

一般にCVCは綿の混用率がポリエステルより高い混紡、T/Cはポリエステルの比率が高い混紡を指すことがあります。ただし用語の運用には揺れがあるため、素材選定や品質表示では呼称だけでなく混用率を確認することが重要です。

CVC生地は洗濯で縮みますか。

綿を含むため、洗濯や乾燥によって縮みやねじれが起こる可能性があります。縮みの程度は綿の比率、組織、加工、洗濯条件で異なります。量産前に生地の縮率を確認し、必要に応じて水通しやパターン補正を行います。

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