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ApparelX Wiki生地用語集

色番とは

定義

色番とは、生地や付属品の色を取引先ごとの番号または英数字で識別し、発注・仕様書・検品時に色を正確に指定するための管理記号です。

別名色番号カラーナンバーカラー番号
目次6項目
  1. 定義と概要
  2. 生地取引で使う場面
  3. 番号の見方と確認ポイント
  4. 行き違いを防ぐ注意点
  5. 似ている用語との違い
  6. よくある質問

定義と概要

色番は、同一品番に用意された色を区別するための記号です。生地では色名と併記されることが多く、ボタンやファスナーなどの付属品では、表面仕上げや色調を示す略号として用いられる場合もあります。

色番の付け方に共通の全国規格はありません。同じ数字や英字でも、仕入先、品番、素材、加工が異なれば別の色を指すため、色番だけを独立して扱わないことが重要です。

生地取引で使う場面

企画段階では、スワッチや見本帳から候補色を選び、品番と色番を仕様書へ記載します。発注時には必要数量、反数、納期とともに指定し、入荷時には伝票、反札、耳ネームなどの表示と照合します。

追加生産や色合わせでは、過去の発注書にある品番と色番が手掛かりになります。ただし、同じ色番であっても生産時期やロットが変わると色差が生じることがあるため、現物確認も必要です。

  • 発注書では品番、色番、色名、数量、単位を組み合わせて記載します。
  • 仕様書では主生地、裏地、芯地、付属品ごとに色番を明記します。
  • 検品時は反札や荷札の色番と、承認した見本の色調を照合します。

番号の見方と確認ポイント

色番には数字のみのほか、英数字、色名を省略した記号などがあります。数字の桁数や並び順に一般的な意味はなく、若い番号が淡色、末尾の番号が濃色とは限りません。必ず各社の色見本または商品情報で確認します。

黒、白、生成りなどの基本色でも、染色の有無、光沢、蛍光増白の有無、素材による見え方が異なることがあります。画面表示や色名だけで決めず、量産前にはスワッチ、見本反、ラボディップなどで承認色を共有します。

行き違いを防ぐ注意点

色番を伝える際は、品番、色番、色名、改定年月や見本帳の版を可能な範囲でそろえます。色番の読み違いを防ぐため、口頭連絡だけにせず、発注書やメールで文字情報を残す方法が実務的です。

天然素材や天然由来の素材、杢調、柄物、表面変化のある付属品では、一つの色番内に色調や柄の個体差が含まれる場合があります。均一な外観が必要な製品では、使用部位や許容範囲を事前に確認します。

似ている用語との違い

色名は「ネイビー」「ベージュ」のように色を言葉で表す名称であり、色番は取引上の識別記号です。色名は同じでも色番が異なることがあり、反対に色番に色名が付かない場合もあります。

ロット差は、生産時期や染色ロットの違いにより同じ品番・色番でも色調が変わる現象です。色番は指定をそろえるための情報ですが、ロット間の色差まで保証する記号ではありません。

よくある質問

色番だけを指定して生地を発注できますか。

推奨されません。色番は仕入先や品番ごとに意味が異なるため、少なくとも品番と色番をセットで指定します。色名、見本帳の版、承認したスワッチの情報も併記すると、類似品番や改定後の色番との取り違えを防ぎやすくなります。

同じ色番なら、追加発注でも同じ色になりますか。

同じ品番・色番でも、染色時期やロット、素材特性によって色調に差が出ることがあります。追加発注で既存製品と並べて使う場合は、在庫反との色合わせ、ロット指定の可否、量産前見本の確認を仕入先へ相談します。

色番と色名のどちらを優先して確認しますか。

取引上の指定には品番と色番を用い、最終的な見え方は承認見本で確認します。色名は色のイメージを共有する補助情報として有効ですが、表現の幅があるため、色名のみで発注や検品の判定を行うことは避けます。

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