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ApparelX Wikiリボン・テープ・コード用語集

パラコードとは

定義

パラコードとは、芯糸を組紐状の外皮で覆った丸いコードで、ナイロン製を中心に衣料・バッグの引きひもや装飾などに用いられます。

別名550コードパラシュートコードパラコードコード
目次6項目
  1. 定義と概要
  2. 素材と構造
  3. 太さの表し方
  4. 主な用途
  5. 選び方と取り扱いの注意
  6. よくある質問

定義と概要

パラコードは、もとはパラシュートに用いられたコードに由来する呼称です。現在はアウトドア用品だけでなく、衣料やバッグのドローコード、持ち手、アクセサリーなどに使われます。用途により、素材や構造、強度はさまざまです。

「550コード」はパラコードの代表的な呼び方として使われます。ただし、呼称だけで規格への適合や耐荷重を保証するものではありません。衣料資材として使う際は、製品ごとの表示寸法、材質、試験値を確認します。

素材と構造

一般的なパラコードはナイロン製で、複数の芯糸を編組した外皮で包む構造です。このような芯と外側の組紐からなる構造は、丸み、しなやかさ、摩擦への耐性を得やすく、切断面から芯糸を取り出せるものもあります。

ただし、パラコードという名称でも、芯の本数、外皮の組み方、素材混用率は統一されていません。ナイロン以外の合成繊維を用いる類似コードもあるため、風合い、染色性、伸び方を同一と考えないことが重要です。

  • 外皮は糸を斜めに交差させて組む編組構造が一般的です。
  • 芯糸の有無や本数は、太さ、張り、切断時の挙動に影響します。
  • 芯と外皮のずれは、端部処理やコードストッパーの使用感に影響します。

太さの表し方

パラコードは平らなテープと異なり、幅ではなく直径または太さをミリメートルで表すのが一般的です。丸紐は荷重、結び目、金具の穴径によって見かけの太さが変わるため、必要に応じて実物で通し試験を行います。

太いものほど存在感や握りやすさが増しますが、結び目は大きくなり、コードエンドやストッパーの内径に通らないことがあります。仕様書にはコード径に加え、対応する穴径、金具内径、端部の仕上げ方法を記載すると管理しやすくなります。

主な用途

衣料では、フード、裾、ウエスト、バッグ口などを絞るドローコードとして用いられます。立体感があり、アウトドア調やカジュアルな印象を出しやすいため、ブルゾン、パンツ、バッグ、帽子などの付属に向きます。

結び目を見せる装飾、引手、キーホルダーなどにも活用されます。一方、身体や製品を支える用途では、外観が同じコードでも必要な性能は異なります。安全に関わる箇所には、用途に必要な強度や仕様が確認された資材を選定します。

選び方と取り扱いの注意

選定時は、太さ、素材、芯の有無、表面の滑り、色、必要な長さを確認します。コードストッパーやハトメと組み合わせる場合は、コード径だけでなく、圧縮された状態での通りや保持性も試作で確かめます。

ナイロン製は使用時や洗濯時に伸縮することがあり、濡れた状態と乾いた状態で長さや張りが変化する場合があります。製品洗いを行う企画では、事前に洗濯試験をして、縮み、色移り、端部のほつれを確認します。

裁断後の端部は、編組がほどけたり芯が飛び出したりすることがあります。素材に適した熱処理、テープ巻き、コードエンドの取り付けなどで端始末を行います。熱処理は溶融や変色のおそれがあるため、必ず端材で確認します。

よくある質問

パラコードと丸紐の違いは何ですか。

丸紐は断面が丸いひもの総称で、素材や製法を限定しません。パラコードは、一般的に芯糸と編組の外皮をもつコードを指し、パラシュート用コードに由来する名称です。すべての丸紐がパラコードではなく、構造と用途表示を確認して区別します。

パラコードは洗濯すると縮みますか。

素材、芯の構造、染色や仕上げによって変化するため、一律には判断できません。ナイロン系のコードは水分、熱、張力の影響で長さや張りが変わる場合があります。量産前に製品と同じ洗濯条件で試験し、縮みと色移り、端部の状態を確認します。

550コードは衣料のドローコードにそのまま使えますか。

使用はできますが、550コードという呼称だけで太さ、強度、素材、洗濯耐久性は確定しません。通し口やストッパーとの適合、結び目の大きさ、洗濯後の長さを確認してください。安全性が求められる用途では、必要性能を別途設定して選定します。

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