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ロンドンストライプとは

定義

ロンドンストライプとは、白地などの地色に比較的幅のある色線を等間隔に配した、明快で規則的な縦縞を中心とするストライプ柄です。

別名ベンガルストライプ / ブロックストライプ

定義と概要

ロンドンストライプは、地色と色線の幅が近い、または色線がやや目立つように構成された規則的なストライプ柄です。シャツ地で多く見られ、はっきりした縞による爽やかで端正な印象が特徴です。一般には縦方向に用いられます。

生地組織や繊維の名称ではなく、柄の呼び方です。そのため、ブロード、オックスフォード、ポプリンなど、異なる織物組織や素材の生地に用いられます。先染めで表現されることが多い一方、プリントによるものもあります。

柄の成り立ちと呼び方

先染めのロンドンストライプは、色の異なる経糸を一定の順序で配して縞をつくります。織り上げた後に柄を載せるプリントとは異なり、糸から色が構成されるため、織組織の表情と縞が一体に見えることがあります。

ロンドンストライプとベンガルストライプは、幅が比較的広く明瞭な縦縞を指す近い呼称として扱われることがあります。ただし、線の幅、配色、地色との比率に業界共通の厳密な境界はなく、企画や生地メーカーによって名称の用法が異なります。

  • 細い線が間隔を空けて並ぶ柄は、一般にピンストライプやペンシルストライプと呼び分けられます。
  • 太さや色が交互に変化する縞は、オルタネートストライプに分類されることがあります。
  • 横方向に使う場合は、柄の構成が同じでもボーダーとして認識されることがあります。

主な用途と季節

シャツ、ブラウス、ワンピース、スカートに多く使われます。縦縞は視線を上下へ導きやすく、すっきりした見え方をつくりやすいため、カジュアルからきれいめのシャツアイテムまで幅広く採用されます。

季節は素材と目付によって決まります。綿や麻を用いた薄地なら春夏のシャツやブラウスに、起毛感のある素材や高密度の生地なら秋冬のシャツ、ワンピースなどに展開できます。柄名だけで季節性や着用感を判断しないことが大切です。

生地選びと裁断の注意点

企画時は、ストライプの配色だけでなく、柄のピッチ、色線の幅、生地幅、透け感、厚みを確認します。同じ柄でも、ピッチが大きいほど存在感が強まり、細かいピッチほど遠目には落ち着いて見えます。サンプルでは着用時の柄の見え方も確認します。

裁断では、前身頃、衿、前立て、ポケット、カフスなどで縞の位置がずれないよう、柄合わせの基準線を仕様書やパターンに明記します。左右身頃を対称に取るか、前中心で縞をつなげるかにより必要な用尺が増えるため、マーキング段階で検討します。

通常は地の目に沿って縦縞を配置しますが、バイアス使い、ヨークやポケットのみ横使いにする設計もあります。この場合は柄の方向差が意匠になる一方、パーツごとの見え方や縫い合わせ部の柄の連続性を事前に確認する必要があります。

よくある質問

ロンドンストライプとピンストライプの違いは何ですか?

ロンドンストライプは、比較的幅のある色線と地色の対比が明瞭な縞を指すことが多い柄です。ピンストライプは、ピンで描いたように見える細い線を一定間隔で配した縞です。実際の名称は生地ごとに幅や配色を確認して判断します。

ロンドンストライプのシャツで柄合わせは必要ですか?

前中心、前立て、胸ポケット、ヨーク、衿などは、柄の位置が仕上がりの印象に影響します。すべてを完全に合わせるとは限りませんが、どの箇所を優先して合わせるかを企画・パターン・裁断で共有し、用尺に反映させることが重要です。

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