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ApparelX OEMに関するブログです
2026/10/11

3mから作れるオリジナルプリント生地|アウター裏地・シャツ・小物まで広がる昇華転写プリント活用ガイド

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ポリエステル
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ApparelX OEMでは、お客様の柄データをポリエステル生地にプリントするオリジナルプリントを、最低3mからお受けしています。

これまでオーダースーツ店様向けに「世界に1着の裏地」としてご案内してきたサービスですが、対象はスーツの裏地だけではありません。ブルゾンやコートなどアウターの裏地、ポリエステルのシャツやブラウス、スカーフや小物まで、既製品の企画にもそのまま活用いただけます。

「ブランドの世界観を裏地で表現したい」「小ロットで限定柄のアイテムを作りたい」「生地からオリジナルにしたいが、大ロットは難しい」。そんなご要望に、プリントから縫製まで一貫してお応えします。


メジャーリーガーの大谷選手のジャケットの裏地で話題になりました、オリジナルプリント裏地の影響でご注文やお問い合わせを多くいただきます。参考画像引用元:https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/photonews/photonews_nsInc_202407170001264-2.html


オールスターの試合前に行われるレッドカーペットショーで、某ブランド様のブラウンスーツを着用しており、裏地に愛犬の絵が何匹も描かれたジャケットを披露されていました。 このニュース後、弊社にも複数のお問い合わせを頂きまして、実際に同じ様に、愛犬のプリントをされたお客様もいらっしゃいました。


昇華転写プリントとは


昇華転写プリントは、インクジェットで柄を印刷した転写紙を生地に重ね、熱と圧力でインクを繊維に定着させる方法です。版を作らないため、小ロットでも対応できます。

  • 写真調・多色・グラデーションも鮮明に:従来の捺染では難しかった複雑な柄を、データに近いイメージで表現できます。
  • 版代が不要:データ入稿でプリントするため、柄ごとの版を起こす必要がありません。
  • 環境負荷が小さい:水を使わない工程のため、捺染のような廃液が出ません。ヨーロッパではクリーンなプリント方法として広く使われています。
  • 撥水素材にも対応:水を使わないので、撥水加工や無地仕上げの素材にもプリントできます。

活用できるアイテム例

ポリエステル素材であれば、裏地・表地を問わずプリントできます。既製品の企画では、次のような使い方が考えられます。

アイテム活用のポイント
ブルゾン・コートの裏地脱いだ時や前を開けた時に見える「隠れたデザイン」でブランドらしさを演出
ジャケット・ベストの裏地   シーズン限定柄やコラボ柄で、定番品に新鮮さをプラス
ポリエステルシャツ・ブラウス総柄プリントで、他にないオリジナルデザインに
スカーフ・ストール写真調やグラデーションなど、昇華転写の表現力を活かしやすい
ユニフォーム・イベントウェア企業ロゴやチームカラーを生地ごとデザイン
ポーチ・巾着・ノベルティ3mから作れるため、周年記念などの少量制作にも

サテン、ツイル、オーガンジーなどの代表的な組織に加え、メッシュ、極薄生地、2WAYストレッチのような伸縮素材にも対応しています。

対応素材と注意点


対応する組成は基本的にポリエステル100%です。弊社取り扱い生地のほか、お持ち込み生地にもプリントできます。

  • 混紡生地:綿や麻との混紡にもプリントできますが、色が乗るのはポリエステル部分のみです。全体に色が浅い仕上がりになります。
  • キュプラ:スーツ裏地で多く使われるキュプラは不向きです。裏地にはポリエステル100%をおすすめします。
  • トリアセテート・アクリル系:発色や物性に注意が必要です。事前にご相談ください。
  • 生地の色:濃色の生地では柄がきれいに出ません。白地の生地にプリントし、背景色もデータで表現するのが基本です。
  • 縫製時の白目:生地によっては、縫い目の糸返りや折り返し部分で白い地色が見える場合があります。

おすすめ生地品番

裏地におすすめ

品番特長
WF1209V ソアフル® ポリエステル裏地異収縮混繊糸ソアフルを使い、絹のようなまろやかさとソフト感、上品な光沢を持つタフタ裏地。キュプラに近い風合いで、オリジナルプリント裏地でも使用実績があります。
2002S シルジェンヌツイル東レのポリエステル100%ツイル裏地。透けにくく制電性に優れ、ソフトでしなやかです。


シャツ・ブラウスなど軽衣料におすすめ

品番特長
KKF3600 Newヴィーナスデシン細かなシボと控えめな光沢、柔らかなドレープのデシン。
KKF8031 シルデューサテンなめらかな表面と光沢感のあるサテン。
KKF7572-58 75dシホン広巾軽く透け感のあるシフォン。きれいな垂れ感とほどよいシアー感が好評です。
KKF6660 60スパンローンさらりとした手触りと上品な透け感のローン。

いずれもポリエステル素材の生地です。プリントには白地をご用意いただくのが基本となりますので、色番や在庫はお問い合わせください。

ミニマムロットと費用の内訳

プリントは最低3mから承ります。3mまでは一律料金、それ以降は1m単位での計算です。

プリント工程の都合上、生地はプリントする長さ+1mのご用意が必要です。たとえば3mプリントする場合は4mの生地をご用意いただき、プリント加工代は3m分となります。

費用は主に次の項目で構成されます。

  • 生地代(必要m数+1m)
  • プリント加工代(必要m数)
  • データ処理代(データ修正、画像の切り抜き、柄のレイアウトなどが必要な場合のみ)
  • 送料

具体的な金額は、柄や数量によって異なりますのでお問い合わせください。

入稿データについて

配置まで完成したIllustrator(ai)またはPDFデータをご入稿いただければ、データ処理代はかかりません。カラーはCMYKでご指定ください。

  • 送り付け(リピート):リピートを付けたデータでご入稿ください。正送り、縦ハーフステップ、横ハーフステップで出力できます。
  • Illustrator:原寸(100%)で作成し、リンク画像も添付してください。配置画像はCMYK・300dpi以上でeps/ai形式、フォントはすべてアウトライン化をお願いします。
  • Photoshop:原寸(100%)・300dpi以上で、psd/eps/tiffのいずれかで保存してください。
  • 送付方法:ファイル共有サービスなどを利用し、担当営業までメールでお送りください。

完成データがなくても、写真や素材画像から柄を作成することも可能です(別途データ処理代)。プリント前に仕上がりイメージをご確認いただけるため、「イメージと違った」というズレを抑えられます。

プリントから縫製までの流れ

ApparelX OEMでは、プリント生地の手配から製品の縫製まで一括でご相談いただけます。生地だけのご注文も可能です。

  1. ご相談:アイテム、使用箇所(裏地・表地)、数量、イメージをお聞かせください。
  2. 生地の選定:プリントに適したポリエステル生地をご提案します。お持ち込み生地も可能です。
  3. データ入稿・イメージ確認:入稿データをもとに仕上がりイメージを作成し、ご確認いただきます。
  4. プリント:昇華転写でプリントします。
  5. 縫製:プリント生地を使い、協力工場で製品に仕上げます(生地のみのご注文の場合はお届け)。
  6. 納品

活用イメージ(想定事例)

以下は、サービスの使い方をイメージしていただくための想定事例です。

ケース1:アパレルブランドのブルゾン裏地
秋冬の定番ブルゾンに、ブランドのアーカイブ柄を裏地としてプリント。表地は定番のまま、裏地だけを限定柄に変えることで、シーズンごとの新鮮さを出します。

  

※画像は生成したイメージです。実際の製品ではありません。
  

ケース2:セレクトショップの別注シャツ

ポリエステルのシャツ生地に、ショップオリジナルの総柄をプリント。3mから作れるため、まずは少量で反応を見てから追加生産を検討できます。

※画像は生成したイメージです。実際の製品ではありません。

※画像は生成したイメージです。実際の製品ではありません。


ケース3:オリジナルイラストをアクセサリー商品に

オリジナル柄をプリントし、スカーフやポーチに。写真調の表現は昇華転写の得意分野です。

※画像は生成したイメージです。実際の製品ではありません。

※画像は生成したイメージです。実際の製品ではありません。


過去には、オーダースーツの裏地に愛犬の写真をランダムに配置したプリントのご依頼もいただきました。スマートフォンで撮影した画像から切り抜き・レイアウトまで対応し、リピートのご注文につながっています。


最後に、オーダー例のご紹介となります。 上記画像は、お客様オーダー品の為、モザイク処理しておりますのでご了承ください。

 このオーダーについての実際の流れのご紹介です。
お客様からの要望は、
・ワンちゃん画像をランダムに配置
・バックは茶系
・スマホ撮影のワンちゃん画像
・それぞれの大きさのご指示
・どのくらいの間隔で配置するかのご指示
以上です。 本来は、完成されたデータを頂ければ、データ処理代は発生しませんが、 画像を頂き、切り取る作業も可能です。
※内容によりますので、都度お問い合わせください。 実際の出来上がりを見ましたら、キレイに切りとられており、変な枠もなく満足いく仕上がりでした。
出来上がりのイメージデータを作成してもらえますので、データ確認頂き、実際のプリント作業工程に入りますので、こんなイメージではなかった!という事態も限りなく控えれるかと思います。 今回の背景色はブラウンでしたが、実際は白い裏地にプリントしております。 濃色の素材へのプリントはキレイに柄が出ませんので、基本的にが白地のものにプリントが望ましいです。 今回は、風合いも柔らかいこちらの【WF1209V】を使用しております。


まとめ

ポリエステル素材なら、3mからオリジナル柄の生地を作れます。アウターの裏地、シャツ、スカーフ、ノベルティまで、既製品の企画に「ここにしかない柄」を加えたい時にぜひご活用ください。

プリント生地のみのご注文から、生地選び・縫製までの一貫生産まで対応いたします。柄のイメージが固まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。


生地・副資材の調達からサンプル作成、量産まで、ぜひApparelX OEMへご相談ください。


https://www.apparelx.jp/aboutoem.php

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プロフィール
縫製部の福田です。
銀座のテーラーにて職人見習いを経てヤマモト/オークラ商事に。
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