
こんにちは。ApparelXトレンドブログ編集部の木村です。
今回のブログでは2026~27秋冬のトレンドカラーや素材、キーワードについて解説をします!
2026年春夏シーズンに向けて、アパレル業界では「軽さ」「涼感」「透明感」を軸としたトレンドがより高まって来そうです。
春夏シーズンに向けたカラー動向と注目素材についてApparelX独自の目線でまとめさせて頂きました。


Wax Paper(ワックスペーパー) ~あたたかみのあるクリームホワイト~
SSトレンドの流れを汲んだ バターイエローとオフホワイトの 中間色のようなニュアンスホワイト。
シンプルな色味だからこそ 天然素材そのままの色味や生地感、 ウールの質感とも好相性です。 通年アイテムとしても活躍し 秋冬素材の魅力をより引き立てる やわらかく落ち着いたカラーです。


Cocoa Brown(ココアブラウン) ~柔らかさのある茶色~
キャメル〜モカブラウンなど 近年のブラウンカラーのトレンドを背景に よりシックな装いに馴染む チョコレートのようなブラウン。
コーデュロイやツイードなどの 秋冬向き素材とも相性がよく、 起毛感や素材の表情を引き立てます。 取り入れるだけでシーズン感と トレンド感をプラスできます。
ディープ&リッチカラー


Transformative Teal(トランスフォーマティブ・ティール) ~深みのあるブルーグリーン~
深海を思わせるような、奥行のある青緑。 落ち着きの中に存在感を感じさせる 印象的なカラーです。
コーデュロイのような畝のある素材や、 光沢のあるサテンと組み合わせることで 色の深みや表情をより一層引き立てます。
ニュートラルカラーとも調和しやすく 上品で洗練されたスタイリングに。 コーディネートに奥行きと アクセントを加えることができる 汎用性の高いカラーです。


Fresh Purple (フレッシュパープル) ~華やかで鮮やかな紫~
日本でも古くから高貴な色として 親しまれてきた紫は華やかさと 上品さを兼ね備えたカラー。
サテンのような艶やかな素材や タッサーのようなハリ感のある生地など 素材によって幅広く印象を変えます。
存在感のあるカラーのため スタイリングにアクセントを加えつつ 品もあり上質な雰囲気を 演出してくれそうです。
エナジーカラー


Green Grow(グリーングロウ) ~発光感のあるイエローグリーン~
Y2Kや平成リバイバルブームもあり ネオンや蓄光を思わせる 発光感のあるイエローグリーン。 ナイロンやタフタなどの軽やかな素材や 光沢感のある生地と組み合わせることで 色味の良さが引き立ちます。 シンプルなダークトーンカラーと 組み合わせることで 落ち着きがちな秋冬スタイルの アクセントカラーになりそうです。
紙や砂を思わせるようなドライな質感が、2026SSの重要な要素となっています。
楊柳、ボイル、シフォンなど、さざなみのような表情を持つ素材は、視覚的にも触感的にも清涼感を演出できるのが特徴です。


目に映る美しい光沢と色彩、際たつ外観に優雅なシルエッ ト。
手に伝わるひんやりとした感覚としなやかな肌触り。 清涼感があり快適な着心地が特徴です


160/1の繊細な細番手のラミーを柔らかく揉みこみ風合いを 出した素材になります。
ラミー特有のハリ感と光沢を兼ね備 えた上品な仕上がりになっております。


リネン100%の糸を強く撚り上げて生地にしたあと、生地を リラックスさせた状態で乾燥させることで、生地が収縮して 独特のしわ感を作り上げました。
表情感たっぷりのこの素材は、そのしわの形状のため肌離れがよく、清涼感のあるアイテムにぴったりの素材です。
カラミ組織など、通気性を感じさせる構造的なテキスタイルも注目されています。
サッカー素材のような凹凸感は、肌離れが良く、盛夏向けアイテムにおいて快適性とデザイン性を両立します。


綿100%のローン生地で特殊な染色釜を使用しナチュラルな 風合いと柔らかさがある生地です。
ローンなので程よい透け感もあり、夏用のシャツなどにおすすめです。


ナチュラルストレッチ+シワ加工+フッ素フリー撥水 ストレッチ性のあるミニサッカー生地で自然なシワ感とナチュラルなストレッチ感、凹凸感による肌離れの良さが特徴的です。
速乾性だけでなく、環境に配慮したフッ素フリー撥水剤を使用しています。


織り目が荒く通気性に富んだからみ織りの生地です。
近年のトレンドでもある春夏向けの透け感のあるジャケットなどにもおすすめの生地です。
風をはらむような軽やかな空気感は、 レイヤードスタイルや軽アウターにも取り入れやすく、幅広い展開が可能です。

ナチュラルじわの表面感とソフトでしなやかな風合いが特徴のナイロン混オーガンザです。
透け感の中にあるシワで程よいこなれ感が出るので春夏向けの軽いジャケットなどのアウターなどでもおすすめです。


光の透過性の高い丸断面糸を使用したガラスのような美しい オーガンザです。
プリーツ加工を施すとより陰影の美しさが際立つのでプリーツのロングスカートなどにもおすすめです。


コットンのナチュラルな清涼感が特徴のオーガンジー。樹脂 加工により、適度なハリ感とシャリ感を再現しています。
薄手で上品な透け感がカジュアルにもきれいめにも使用できる 素材です。
去年あたりから極薄〜薄手のデニム素材が登場し、デニム=暑いという概念を覆す様な
夏でも快適に着用できる新しい薄手のデニム生地が広まりつつあります。
透け感やフェード感を活かしたデニムは、 従来のデニムイメージを刷新するこの夏注目素材です。


国内ではここまでの軽量デニムの製造は困難と言われている素材。染色の濃度管理で3色展開を実現。
リジットから洗いで色を落としている訳ではない為、品質が安定。


5オンスクラスのセルビッチシャンブレーです。
薄手で柔らかさもあり、深みのあるカラーから軽やかなブルーも展開がありシャツやパンツなどにおすすめです。


程良い透け感がある薄地のデニム。デニムの見た目はそのままに、軽く爽やかな着心地をご提供します。
洗うたびに色が落ちるナチュラルなフェード感と擦れた部分が白っぽくなる 「アタリ」が生まれることで唯一無二の「経年変化(エイジ ング)」を楽しむことが可能です。
通気性・吸汗性・速乾性といった基本性能に加え、 接触冷感、UVカット、抗菌・防臭などの付加機能は猛暑を迎える日本にとって今や欠かせないものとなりつつあります。
暑さ対策と快適性を両立する機能素材は、 春夏向けの製品ににおいて欠かせない選択肢です。


接触冷感性、UV遮断率80%以上という機能性も持ち合わせながら、塩縮加工によるサッカー調の表情がある生地。
ナイロンならではのサラッとした肌触りが特徴です。


砂漠に水を落とした時の様な、吸水力と拡散力、それによる速乾性が最大のポイント。
ヨコ糸は、伸縮性のあるポリエス テル糸との交配により、適度なハリコシと、ストレッチ性も兼ね備えています。
特殊加工によるシワ感と、ドライタッチな風合いは、肌当たりも快適で、吸水速乾という機能面も含め、暑い夏を乗り越える、様々なアイテムに昇華して頂きたい素材です。


セラミック粒子により糸から触れた瞬間ヒンヤリと冷たく涼しい快適素材。
接触冷感だけでなく、抜群のストレッチ性と防シワ性、ウォッシャブル性を持ち合わせています。
またメッシュになっており製品時のハンギングでも視覚的にも涼しく感じさせます。
和紙糸を使用した素材も、春夏向け素材として注目されています。
通気性・吸湿性・速乾性に優れ、さらっとした着心地を長時間キープできる点が特徴。
日本ならではの和紙を用いた生地は、 差別化を図る上でも有効なアプローチとなります。
国内はもちろん海外への「日本らしさ」を押し出せるグローバルにもおすすめの素材でもあります。


和紙を使用したベア天竺で生地自体も軽やかで春夏もののカットソーなどにおすすめです。
色味も日本古来の色名がつけられていて、春らしい温かで柔らかいラインナップとなっています。


和紙を使用した吸水速乾に富み軽くハリコシ感とドライな風合いの生地です。
ウルトラヴィーナス加工(特殊ワッシャー)をする事で、よりソフトにナチュラルな素材に仕上げました。


国産の和紙糸「備和」を使用し最高級ベルギーリネンと融合 させることで互いのさらっとした質感、清涼感をより一層引き立てることができました。
プラットエアーイン加工を施すことで柔らかさ、膨らみ感のある生地に仕上げました。
いかがでしたでしょうか?
2026年春夏は、 「軽さ」「涼しさ」「機能性」を軸にしながら、 カラー・素材ともに多様な表現が可能なシーズンとなっています。
トレンドをそのまま取り入れるだけでなく、 素材選定や仕様設計によって、 ブランド独自の解釈を加えることが重要になります。
今回のトレンドカラーや素材のご紹介が少しでも皆様の製品を生み出す際の一助になれば幸いです。
今回は生地中心のご紹介でしたが、ApparelXでは服作りに必要な全ての資材をお取り扱いしておりますのでぜひチェックしてみて下さい。